睡眠の質を大きく左右するマットレス。マットレスには寿命があるのをご存知でしたか?1日の疲れを癒やし、心身のバランスを整えてくれるベッドルームを作るためにも、マットレスの寿命を見極めるポイントを把握しておきましょう。
腰が重く感じる
朝目覚めたときに、腰の重さや肩のはりを感じる場合は、マットレスのヘコミをチェックしてみて下さい。マットレス内部のクッション素材の性能が低下して元に戻らず、へこんだままになっている可能性が高いです。中央部分にヘコミがあるマットレスで眠ると、姿勢が悪くなって身体の歪みや不調をもたらしてしまいます。
軋む音がする
ベッドに横になったときや寝返りを打ったときに軋む音が聞こえる場合は、スプリングが劣化している、マットレスとベッドの接地が上手くできていないことが原因です。マットレス自体に問題がない場合もあるので、まずはマットレス以外の状態を確かめることがポイントです。軋む音は睡眠を妨げる要因となるため、早急に解決策を見つける必要があります。
寝返りをよく打つ
私たちは睡眠中に寝返りを打つことで、体温の調節や身体の歪みの修整を行っています。そのためマットレスが適していないと、何度も体勢を変えてリラックスできる姿勢を取ろうとします。睡眠をとっても身体がだるく感じたり、疲れが全く取れていないようでしたら、寝返りを打つ回数が増えている可能性があります。寝返りを必要以上に繰り返すと身体に疲労が溜まるので、思い当たる場合はマットレスの買い替えをご検討下さい。
カビの臭いがする
人は睡眠中に汗をかいて体内の熱を放出しています。そのため、寝具には吸湿性・放湿性が求められます。朝目覚めてから部屋の換気を行うことで、ある程度はカビを予防できます。しかし、長年使い続けているといつの間にかカビが発生してしまう場合もあります。カビ菌を吸い込むと、身体に害を引き起こす恐れもあるため、カビの不快な臭いが染みついているマットレスは、早めに交換することをおすすめします。